御手洗湾 燈籠流し |
毎年行われている御手洗湾の燈籠流しに参加した。
日 時:8月21日(火)19:30から
場 所:山口県光市室積普賢寺前普賢波止場・御手洗湾
主 催:普賢寺、如宝寺
普賢寺と如宝寺は何れも臨済宗である
★普賢寺:室積 峨嵋山の麓、本尊普賢菩薩
★如宝寺:室積西ノ庄 本尊薬師如来
両寺の関係は、光市史によると千坊山にも繋がる古い関係が感じられ興味深い。
今回約800個の燈籠が流されたようである。
海で分解する材料が使用されていると説明があった。身近にある素晴らしい行事がある。
山口県光市室積普賢寺前普賢波止場 御手洗湾の燈籠流しの場所
「普 賢 寺」
開基は兵庫県書写山円教寺の性空上人と伝えられ、寛弘3年(1006年)一条天皇の頃創建されたといいます。
本尊は普賢菩薩で、元天台宗としてのは、大峯山麓(市延・普賢菩薩古跡武下殿墳)に在ったといいます。
室町時代に峨媚山麓に移り、その後 元禄15年(1702年)に再建されました。
毛利氏の御手普請寺として、祈願寺として寺格は高く、赤門(開かずの門)はその名残りであり、鬼瓦には毛利家の家紋があります。
赤門は室積に残る最も古い建造物で、1630年代と推定されています。
[室積探訪による]
「如 宝 寺」
西ノ庄の高台、瀬戸内海を眺望できる地に如宝寺(臨済宗)があります。
明治4年(1871年)、宝積院と如意寺を合併して如宝寺となりました。
いずれもその昔千坊山にあった妙相寺(真言宗)の末寺で、室町期に再興されて当時大内氏の庇護により栄えました。
現在如宝寺には、大内家伝来の能面を大内義隆が奉納したもの
と伝えられる五面があり、これは大内菱金紋の箱入りで、 この大内菱が同寺の紋となっています。
また、妙相寺より宝積院へと伝来された不動明王を彫った版木があり、刻字に空海とあることから弘法大師の作と伝えられています。[室積探訪による]
御手洗湾の燈籠流 スナップ写真
現地到着すぐに組み立てを開始し灯籠が海へ降ろされた。
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