山口県光市室積早長八幡宮 秋まつり 夜の帰還の紹介 2011-10-23  





山口県光市室積早長八幡宮   
早長八幡宮秋まつり 夜の帰還の紹介
2011-10-23


  早長八幡宮秋まつりについて

★ 早長八幡宮秋まつり★
  毎年10月第2日曜日、山車や踊山が繰り出し、八幡宮から御旅所(宮ノ脇にある最初勧請
 の地)までの御神幸と御還幸が行われます。
  神社の形態を整えた山車を曳くという全国的に見ても大変珍しい祭りです。


  《山車行列の順序》
      台若〜鳥居〜石燈呂2輌〜こま狗2輌〜随神2輌
      〜御鏡山〜みちあけ太鼓〜九頭〜御輿2輌〜神職〜
      氏子総代〜子ども御輿〜曳き船〜踊山
   先頭の台若と最後尾の踊山には、山宰領が載り込み「チョーサー、エンヤラーヤー、
   エンヤー、エンヤー----」の掛け声とともに、幣を振って山車の舵を取ります。


★ 若衆と山宰領  ★
  山車の曳き手のことを若衆(わかしゅう、又はわかいし)と呼びます頭には豆絞りを巻
 き、白色のシャツ、腰には兵児と呼ばれる白い腰巻に兵児帯を締めて、各自治会毎に揃え
 た法被を着て参加します。
  踊り山の曳き手に合図する役を山宰領と呼び、毎年6名が選出されます。
 「山宰領に指名されることは名誉なことであり、決して断ってはならない。」という伝統
 があります。
  踊り山の曳き初めには、山宰領が「室積の若い衆 頼みじゃー」と呼びかけます。
  祭りの最後は、「室積三本締め」と呼ばれるて締めで締めくります。


★ 山車と踊山 ★
  早長八幡宮の祭礼用山車は、江戸前期の寛文年間(166!〜1672)、祭礼に用いた神船をか
 たどって造られ車両の形態を整えたもので、始めに「台若」「御鏡山」「曳き船」の3
 輌、元禄年間(1688〜1703年)になり、初めて今日の山車10輌等を連ねた御神幸の形態が
 整ったといわれています。
 享保18年(1733年)に室積浦の普賢寺・番所・蔵・対面の松を含め226戸の民家を焼失する
 大火災があり、山車全部を焼失しましたが、氏子等の熱意で、宝暦7年(1757)に再び造ら
 れました。
 現在「祭礼用神具山車10輌」と「奉納、民俗芸能用屋台(踊山)1輌」は、光市有形民俗文
 化財に指定されています。
室積探訪


  光市で早長八幡宮秋まつりが開催された 。夜間帰路紹介


 鳥居やこま犬などをかたどった山車や踊山が地域を練り歩く「早長(はやおさ)八幡宮秋まつり」が23日、光市の室積地区一帯で開かれた。
 江戸時代の廻船(かいせん)「北前船(きたまえぶね)」の寄港地として栄えた同地区で、海上の安全などを願って江戸前期から続いているとされる。
 鳥居や石灯籠など行列全体が神社の形態を成す山車10台と、民俗芸能奉納の舞台となったという踊山は市の有形民俗文化財に指定されている。
 「エンヤ!エンヤ!」のかけ声とともに、法被姿に鉢巻きを締めた地元の若衆たちが早長八幡宮前を発着点に 江戸時代の港町の面影が残る室積海商通りなど約3キロを周回した
 今回都合で昼間の祭りが見られず夜間の宮の脇御旅所から早長八幡宮への巡幸帰路を撮影した。
 街灯も少なく暗闇の中の山車巡幸は、江戸時代の雰囲気が感じられ良かった。



 ●早長八幡宮秋まつり巡幸の内容


    ★長八幡宮前★
     ●13:45若衆参拝
     ●14:00イベント
     ●14:40「台若」出発〜15:10「踊山」出発
     ●18:30「台若」到着〜19:25「踊山」到着
    ★光ふるさと郷土館駐車場前★
     ●15:35「台若」到着〜15:50「踊山」到着
     ●15:50「台若」出発〜16:05「踊山」出発
    ★普賢寺前(宮ノ脇御旅所)★
     ●16:05「台若」到着〜16:20「踊山」到着
     ●16:30イベント
     ●17:30「台若」出発〜18:05「踊山」出発

早長八幡宮秋まつり巡幸場所と経路


青線の帰路の写真を紹介



  夜の帰還のスナップ写真




献灯で出迎え













     曳 舟(ひきふね
     寸法 長さ 5.7m 巾 1.4m 
     高さ 3.1m
     重量 650kg
     品質 木造(けやき、檜、松)



  








     踊 山(おどりやま)
     寸法 長さ  7.28m 巾 2.55m 
     高さ 3.97m
     重量   2,000kg
     品質  木造(けやき、檜、松)




 道幅が狭く、ヨッコニセイの合図で
 踊り山の方向を修正します  




多くの子どもたちを乗せて引き回す。子どもたちの歓声が上がる。



 踊り山の曳き手に合図する役を山宰領と呼び、
 毎年6名が選出されます。
 山宰領に指名されることは名誉なことであり、
 決して断ってはならない。」という伝統 があります



踊り山の曳き初めには、山宰領が
「室積の若い衆 頼みじゃー」と呼びかけます。




 山宰領は「チョーサー、エンヤラーヤー、
 エンヤー、エンヤー----」の掛け声とともに
 、幣を振って山車の舵を取ります。



引き手は後ろにもいて  方向を修正します。








山宰領 クライマックス

 


 


 

あとひと頑張り

 

 


年配の方も頑張る。


 







山宰領 交代








ひかり太鼓の演奏









 
      鳥 居(とりい)
     寸法 鳥居 高さ 4.2m
     猿田彦面 縦 0.75m
     巾 4.65m 横 0.6m
     台車 縦 1.17m 横 1.16m






      石燈呂(いしどうろ)
     寸法 長さ 1.58m 巾 1.58m
     高さ 4m
     重量 500kg
     品質 心木張子貼


 



     随神(ずいじん) 左大臣 
     寸法 随神 高さ 0.86m
     車体 長さ 2.35m 巾 0.9m
     重量 700kg
     品質 随神 乾漆 車体 木造(けやき、檜、松)







     随神(ずいじん) 右大臣 
     寸法 随神 高さ 0.86m 巾 0.9m
     車体 長さ 2.35m
     巾 1.39m 高さ 1.74m
     重量 700kg
     品質 随神 乾漆 車体 木造(けやき、檜、松)





山車無事倉庫へ到着








終了の挨拶







赤提灯が次回の担当へ引き継がれた。



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